A homepage subtitle here And an awesome description here!

2016/09/20

ペーパーサンプル





注文していたペーパーサンプルが届いていました。グラフィックさんと、ハグルマさんが紙種類別に分けたものを、送料も込みで無料で配布しています。
実際にペーパーサンプルを触ってみると、「この質感知ってる!」というのもあれば「なにこれ!」と紙に驚きを隠せません。それに、自分の物なのでまじまじと触って確かめられるのも良いなと思いました。
この前行ったTBAFでは、印刷会社さんのブースが多くあり、そこではペーパーサンプルを売っているのを見かけました。買っておけば良かった・・・!

紙を活かせばデザインはもっと生きる。描いたデザインとそれにふさわしい紙との相乗効果によって、本当に表現力のあるツールとして完成します。
エディトリアルデザインとwebデザインの一番の違いは紙面と画面です。私はICの授業で一番苦手だったのは、思い描いている画が動くのを想定して作らなければいけない事でした。webデザインはボタンや効果など、様々な動きを意識して作り、ユーザーを長くそのページに居続けさせる事が、webの一番の目的と楽しさだと、私は授業を通して思った事です。
webデザインの最大の楽しさが私はどうにも好きになれませんでしたが、段々と慣れて、最後のワイヤーフレームからカンプまでの作業は楽しかったです。
やっぱり、webデザインが出来るとカッコイイです、自分が納得して満足の行く紙面の作品が出来るようになったら、いつかwebデザインもやってみたいです。


2016/09/19

TABF②

前回の記事の続きです。



頂いたこのカード。ポストカードかな、と思ったら名刺なんです



「点線のところを切り離して、学校の友達に配ってね!」1枚で4人分、面白いデザインなので、友達との話のネタにもなりそうです。
この紙加工会社さんは、難しい形でも切り抜いたり、ミシン線も作ってくれます。



文字の部分が透明になるので、元のダンボール生地の良さを活かせるデザインになっています。

ブースごとにいろんなお話を聞けました。
1st展の製作物に活かせたらなと思います。

TABF





TOKYO BOOK ART FAIRに行ってきました。
アート出版に特化した日本初めてのブックフェアです。カタログ、アーティストブック、出版社、ギャラリー、アーティストなど、国内外から約300組が集まります。
10月16〜19日(月)までで、東京芸術学舎で行われ、入場無料で入れます。
たくさんのきらめきやヒントを貰って帰ってきました...



ポストカードを購入した際、頂いたこのカード
エンボスっぽいけど何か違う...
初めて見る形に一緒に見ていた先輩と首を傾げました。





表に文字が浮き上がっているので、裏から押して形を出しているのかな、と思ったのですが、裏には何もありません。
どうやって作っているのですか、と先輩と聞いたら詳しくは教えて貰えませんでした...(最新技術だそうで...)1mmのくぼみも綺麗に出せていました。

どうやって作っているのかも分からず、検索してもヒットは出せませんした

この謎加工、いつか自分で解明できる日が来ればうれしいです。






2016/09/13

色々な加工印刷

タケオの二階であるSAGAN GA展のアンケートに応えて、紙のサンプルを頂きました。50種類のカラーラインナップの紙にSAGAN GAの文字に加工印刷が施されています。

箔押し
金・銀などの箔を、用紙に貼りつける加工。金属の型を使って箔を用紙に圧着させます。
通常の印刷だけでは再現できない光沢感や高級感を演出できるため、社名やロゴなどを、 より効果的に目立たせることができます。


(金)

(銀)

(レーザー銀)

エンボス
浮出し加工とは凹状の型と凸状の型の間に紙を置き、圧を加えて絵柄を浮き上がらせる加工です。
エンボス加工とも言います。




バーコ印刷
バーコ印刷は印刷物の表面に樹脂を盛り、滑らかで立体的な文様・テクスチャを表現できる印刷技法



加工印刷のほかに、このサンプルは両面で紙が貼り付けられているので、計12枚の紙サンプルを頂きました。光の当たる角度によって、紙がくすんで見えるのを防ぐ特殊な紙です。肌触りも気持ち良くてずっと触っていられます。



SAGAN GAの紙を使って作られた服や小物も面白かったです。
展示の仕方や魅せ方を、1st展で活かせたら良いと思いました。

https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20160902.html





2016/09/10

空まちに行ってきました




姉が東京に用事で来たので、従兄弟と一緒に3人でお土産探しを空まちでしました。空まちは東京に越してきて初めて行った時からもう半年経ち、時の流れの速さに驚きました。
入学前、目も引かなかったパッケージや、展示の仕方、リーフレットが今ではキラキラして見えました。空まちはデザインのヒントの宝庫でした。半年間の間にデザインに対する姿勢がかわった事が嬉しいです。
空まちには東京に来たらコレ!というど定番のお土産もあれば、東京ブランド系のお土産、これぞ江戸っ子というように、パッケージデザインもぞれぞれで、自分にはないジャンルが幅広くありました。
デザイナーの従兄弟と陳列されているデザインの話をしながら空まちをブラヴラするのはとても楽しかったです。
空まちは定期圏内で行けるので、煮詰まったらまた行きます。



万歳パッケージ!


同じクラスのリクイから貰ったお土産のパッケージが可愛い、、、!!っ!バンザーイ!!(白布無くてゴメンなさい😢)

パッケージで定着している形は長方形なので、丸形や三角、真四角、なんだこの形!というのはとっても目を引きますし、買うのも貰うのも開けるのも全てワクワクさせてくれます。



展開するとこうなります。両面刷りも可愛いですね!上の方にある穴にリボンを通して封をしています。解くのドキドキしました〜!
使われている紙もサラサラしていて気持ちいです。色や形を考えて選ばれたこの(名前が分からない)紙... イラストやこの博物館のイメージを壊さないように選ばれたこの紙... デザイナーが何パターンも作って選ばれたこの紙、名前が分からないのが悔しい...801にあるサンプルを、1st展に向けた制作で初めて眺めて触ってみました。

感想は「万歳」と「マジか」 万歳は良いとして、「マジか」でした。デザイナーはこの膨大な量の紙の種類から、デザインに合った紙を選びます。私にできるんでしょうか。きちんと悩んで選んで良いものができたなら、それはそれで満足するでしょうが、それ以上にデザインに合った紙がまだあったら、私は納得はできないでしょうし悔しいです。
そうならないために、紙の知識を増やしたいです。

グラフィックとハグルマから無料の紙サンプルを取り寄せる機会があり、早速注文しました。届くのが楽しみです...!





色で支える



いとこから梨を貰いました〜!美味しい!美味しい!秋最高!万歳!

この梨を包んでいる保護ネットは、なぜ白色なんでしょう。
渡辺先生の授業で、色の視覚効果を習った際、蜜柑を包むネットは何故赤いかを考えました。そこで「色の同化現象」というのを習いました。文字通り、色同士が影響しあい、似よった色になってしまうことです。蜜柑ネットの場合は橙色をより一層際立たせ(濃くみせ)、美味しく見させるためです。
梨の場合も同じく、美味しく見せるためでしょうか(傷をつけないための保護ネットの役割もあります)

レモン石鹸のネットだって、白色じゃなくても紫でもオレンジでもいいわけです。でもなんで白色だったんだろう

前から「なんとなくこのデザインにした」というのはダメだと書いてきました。このネットを考えた人も選んだ人も、なんらかの意図があった筈です。消費者側の目線(見る人の目線)になってデザインを考えるのは、大切なことだと思いました。梨は美味しかった、、、



計画を立てる



1st展示までのスケジュールを書き起こしてみました。
以前、UMのプレゼンに参加した際、山下先輩は「実現までの計画を立てることが大切」とアドバイスをしてくれました。実際、私は夏休みから制作に入り良いものができたら良いな〜、とふわふわした計画を頭の中でしていたのですが、5分の1も実現できていない現状です。やばい(やばい)
スケジュールを書くのも面倒臭く、現実を受け止めるのが怖くて後回しになってしまいました。山下先輩のアドバイスと先手必勝という言葉が深く刺さりました。

私は今、”デザイン専門学校”に通っている身であり、デザインという世界に片足を踏み入れています。将来、デザインをする仕事に就いて、今と同じ状況だったらと考えるととても怖いです。いつまでも学生気分でいてはいけませんね。
ちゃんと両足で立てるよう、今からでも行動しようと思います。



2016/09/07

新村則人さん



少し前になりますが、新村則人さんの講演会に行ってきました。


1960 年山口県生まれ。漁師の家庭で、8 人兄弟の 8 番目として育つ。小学校4年の時に 赴任してきた伊藤哲之先生の授業でポスターの魅力にはまり、デザイナーを目指す。大 阪デザイナー学院卒業。松永真デザイン事務所、広告代理店 I&S/BBDO を経て 1995 年 新村デザイン事務所設立。主な仕事に資生堂、無印良品キャンプ場、日本マクドナルド、 エスエス製薬、角川書店、新村水産、東京オリンピック招致など。 

主な受賞に、JAGDA 新人賞、毎日広告デザイン賞最高賞、環境広告賞大賞、ニューヨー ク ADC 銀賞・銅賞、ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレ金賞、世界ポスター トリエンナーレトヤマ銅賞、ワルシャワ国際ポスタービエンナーレ銀賞、寧波国際ポス タービエンナーレ金賞、東京 ADC 賞など。JAGDA、東京 ADC 会員。
(東京デザイナー学院 新村則人さんプロフィールより)

新村さんのお話は新鮮で、デザインとは関係のない田舎で育ち、専門学校に入学したそうです。おもに海や山の自然を表現した作品が多く、 懐かしみを感じました。



新村さんが作り出してきた沢山の作品の中で、私はこの作品が一番好きです。
海の魚は、森に育てられる。森から海に流れる栄養分を微生物が食し、その微生物を魚が食べる、その連鎖の序開きは山です。葉の葉脈を魚の骨に例え、さんまの尻尾を後から付けたそうです。山や海で育った新村さんでこそ気づいた作品だと思います。
とても分かりやすく、考えさせられ、身近にあるものでワンアイデアができるのが新村さんの作品の魅力です。



2016/09/05

スクラップブック

今日、HRでグラフィックデザイン科1年生のスクラップブックを見ました。
参考になる学生のスクラップブックは、自身の個性が出る厚い内容になっていました。雑誌の小さなイラストや、気に入った色やリーフレットをレイアウトして、見る側も作る側も楽しいスクラップブックでした。
私は切って貼るという作業が嫌いな故、気に入ったリーフレットやショップカードを貼るだけになってしまっていたので、内容が薄くまた見返そうという気分にはならない物を作ってしまったな...と思いました。
スクラップブックは本来、自分以外見ることはないですが、自分も見返そうとも思えない物を作るのはダメですね。「私の見て!」って言えるくらい、好きな物を詰め込んで、レイアウトも考えたいです。
授業の終わりに返却をされたので、次もし提出することがある際は、相手も楽しめる個性が出たスクラップブックを作りたいと思います。



2016/09/04

鯛とおちょこ


少し前ですが、先生と一緒にフォトショップで作品を作ってみました。
おちょこに鯛を放っています笑

まず、竹笹の上にあった鯛を切り抜く作業からしました。背景を黒いレイヤーにしてから、細かく板タブで要らないところを削っていくのは難しかったです。
私は全くフォトショップは分からないので、先生と先輩に教えてもらいながら完成しました。
フォトショップって固くて扱いにくいイメージでしたが、この鯛を作る際に普段使わないやつも使ったので、楽しかったです。イラレもフォトショップも、「楽しい」「やってみたい」という意欲がないとスキルは上がらないんだな、と思いました。苦手意識よりも、まずはやってみる!が大切ですね!

もう少し時間があったら、きれいに最後まで仕上げたかったです。


や〜〜っとwi-fiが来たので、沢山調べ物したいです!


2016/09/02

英語で日本語

私が普段使っている下敷きが面白いな〜と思ったので記事にしました。



この下敷きの中に、「The dinosaur expo2016」という文字が6つあります。

最近、百均のノートに描かれている英語の文字がさほど意味はなく、すべて日本語にしてみたら面白いというツイートが話題となりました。
私が前回、チョークボーイさんという黒板アーティストさんの記事を書いたのですが、チョークボーイさんは、「簡単で短い日本語なら、英語にしたほうが雰囲気が出る」とおっしゃっていました。例えば、「美味しい」でも、チョークボーイさんは「OISHII」と書きます。確かに、英語にするというよりは、アルファベットがある方が雰囲気は出ますよね。
それに、読みたくなるのも一つの魅力だと思います。案外読んでみたら面白い内容が多く、確かに日本語で書いても面白くはないな...となるものが多いです。

Tシャツに描かれている英語の意味がわかっていない人が大半という番組を見た時も、面白い内容が多かったです。私も気をつけなければ〜

何か日本語で書く時、英語にしてみようと思います。




2016/08/31

坂本眞一先生

私は漫画家の坂本眞一先生が大好きです。
安達正勝という小説家の「死刑執行人サンソン」が好きなのと、ハプスブルク家の歴史が好きな事から、現在、坂本先生が連載されている「イノサン」という漫画が好きになりました。



坂本先生の漫画は、一コマ一コマが芸術作品のようです。海外からも注目され、新国立美術館で開催されているNo.9という展示会にも参加されています。
ルーヴル美術館が主催で開催されているこの展示会は、テーマは日仏の「漫画」です。前の記事でも書いたことですが、あのルーヴルが漫画を芸術と認めたのが、本当に嬉しかったです。


おととい、No.9で坂本先生のトークショーがあったのですが私は残念ながら応募に間に合いませんでした... そのトークショーのpvが、昨日の深夜に放送されたのを見ました。
新しく書き下ろした漫画の展示の内容...といったような内容でした。ああ行きたかった、生で先生を見たかった。サイン本欲しかった...!!先生イケメンでした...!!



坂本先生の漫画は「画力」「ストーリー」「キャラの魅力」が本当に素晴らしいです。SNSの更新も頻繁にされているので、ファンの私たちにとってはワクワクしますし、メイキング動画も上げられているので、見てて飽きないです。
先生ご自身も自信と優しさに溢れた人で、漫画家として大尊敬しています。

ルーヴルNo.9、実はまだ行ってないんですよね!!!!
知り合いが沢山行っているので、羨ましかったです... 早くいきたい... 




2016/08/29

◯△⬜︎

◯、△、⬜︎を文字にすると、どんな形になりますか。と昨日聞かれました。まず。平がな、カタカナ、漢字、で頭の中に出てきます。
私の場合は◯が平がなで、文字に角が無いイメージです。△がカタカナで、文字の角が尖ってたり、山のように遊んでいるイメージです。⬜︎が漢字で、文字も四角くく...といったようなイメージで、沢山出てきます。人それぞれで違ってくると面白いですね。他にも、キラキラ、プニュプニュ、さらさら、ゴツゴツ、いろんなイメージをして、ノートでも紙の裏でも良いので、保存していくようにするのはデザイナーの基本だとお話しを聞きました。
入学して何度もいろんな先生から、スクラップをしろ、収集をしろ、何でもアイデアが思いついたら取り敢えず書き留めておく... 今日、スクラップブックの提出をしたのですが、納得も満足もしないボリュームと内容の物になってしまったな、と思いました。これからも収集はきちんとやっていきたいと思うので、日常のデザインに目を向けていきたいと思います。

2016/08/27

ゴーヤでパッケージ


ゴーヤは私のイメージでは、青々として表面がデコボコしたズッキーニみたいな野菜というイメージがあります。同じクラスの金城さんに沖縄のお土産を貰ったんですが、そのパッケージがゴーヤをイメージしていて、すごく可愛いです。



ルルルンのフェイスマスクは一枚で何枚か使えますし、何よりパッケージが女子向けで最近では中学生〜OLさんまで幅広い年齢で親しまれています。
そのルルルンが、沖縄限定があったのも驚いでしたし、何よりゴーヤとコラボをしていたのが面白かったです。



表面のデコボコを背景と同系色で表現し、青々としたイメージのある部分を文字やイラストでカバーしてます。それに、沖縄はやっぱり太陽!なので、オレンジがよく映えます。
ゴーヤとこのメルフェンな文字...合うのは何でだろう!笑
難しい題材でもこんなに可愛いパッケージが作れるって素敵ですね!


2016/08/25

忠実な色表現





全く同じ絵なのに、こんなに色が違うのは何でだろう...
私自身、印刷したら全く違う色になってしまった。デジタルの絵は、pcで見た時とスマホで見た時の色が全く違うということが沢山あります。

写真はミュシャのロレンザッチオという絵です。(加工はしていません)実物を見たことはあるのですが、どんな色だったかは思い出せません... でもそんな時こそ、画像検索をしたり、こうやって本を見たりして思い出すものなのに、本当の色が分からないってちょっと悲しいですね。(そのために行く展示会でもあるんでしょうけど)

改善方法としては、RGBとC解しておくことです。単純変換だけでは同じ色味は表現できない事です。忠実な色再現をしたいなら、勉強して経MYKの表現色数の違いを理験を増やす事が大事だそう。
そして、印刷する紙によって、色が変わってくるという事です。印刷物ごとに違う色が出るというのを理解して、試し刷りなどをしてから実践するのが良いそうです。



2016/08/22

2020

リオオリンピック、沢山感動した17日間でした!

私は全くスポーツとは関わりの無い人間なのですが、ルールも分からない試合でも、興奮したり楽しんだり、スポーツは本当に面白いなと思いました。
その面白さは、オリンピックという大きな大会でスムーズに企画進行をしたリオオリンピックのスタッフさんや、ボランティアに参加された一般人の方のおかげだと思います。
開会式でもそうですが、閉会式でも愛と情熱を感じるパフォーマンスでした!
修造さんが中継の最後までサンバのステップをぎこちなく踊っていたのが面白くて、ずっと笑っていました。

今日、日本時間の9:30からリオオリンピック閉会式がありました。引き継ぎセレモニーの際に流れた東京紹介PVが、もう大好きです。今日だけで10回以上は見ました。

アジアを代表する歌手でもピックアップされた椎名林檎さんがイメージソングでした。私の大好きなAyaBambiさんという二人組のダンサーさんも出ていました!彼女達は椎名林檎さんのバックダンサーで、セレモニーの体操選手の皆さんも何となく、椎名林檎さんとAyaBambiさんをイメージするミステリアスな雰囲気でした。

PVは「これぞ東京。」でした。日本=白、赤、黒。そして凛としたイメージで、日本のアスリートさんたち、観光名所、アニメ、日本の素晴らしさや特徴を紹介していました。
PVを作った人が気になって調べたら、児玉裕一さんという方で、椎名林檎さんとは親しい間柄であり、日本屈指の映像ディレクターで、YouTubeで児玉さんが手がけたPVやCMを色々見てみたら、知ってる物が色々あって驚きました。

MA"RIO"や、日本の裏側のリオまで土管から安倍総理が出てきたのは、一つのワンアイディアが大切なのだな、と思いました。
そしてやっぱり、アイデアの中に”笑い”があると本当に楽しい、と思います。
先日、ユームのプレゼンに参加した時、先輩方は必ず笑いを取りに来ていて、見ているこっちも楽しかったですし、先輩方も生き生きとプレゼンをしていました。
笑いでも、ワンアイディアでも、誰かの頭の中に残れるデザインをしたいと思いました。

4年後の2020年、東京でオリンピックが開催されるのが待ち遠しいです。
それまでに、東京ではオリンピックに向けたデザインが沢山出ると思うので、チェックしていきたいです。



2016/08/19

謄写版

この前テレビでコクリコ坂をやっていて、主人公たちが学園新聞を作るために使っていた謄写版が気になりました。

謄写版はwikiさんによると

19世紀末,アメリカのエジソンが蠟を塗った紙に電気で振動するペンで細かい穴をあけ,版とする方法を考案したのが最初といわれる。 日本では,1894年堀井新治郎が蠟引きした原紙をやすり上におき,鉄筆で書いて製版する方法を発明,謄写版と名づけ,以後大衆的謄写印刷はいろいろな工夫が加えられ広く利用されるようになった。

とあります。




活版印刷に少し似ているのかな、と思ったらそうではなく、専用の用紙に器具で傷を付け、(この傷が文字や絵になり)その傷から塗料が染みて、プリントに印刷できる...というわけなのですが、文字で書いても分かりにくいですね。

私の高校の美術の先生に、もし学校に残っているなら使わせて欲しいと連絡を取ってみると、「あれは私が高校生の頃のやつだから残ってないわよ笑!」と言われました。

でもやってみたくてヤフオクにないかな...と探してみると、一式揃ったやつはなかなか
ないのですが、¥4000くらいで売られていました。
謄写版で印刷は手作業なのでとても雰囲気のある物ができます。線の太さは器具を変えたり、所々でインクが掠れていたり滲んでいたり...
失敗が許されない分、現代的では無い所に私は惹かれます。主人公たちが用紙を削る作業を「ガリを削る」と言っていました。かっこいいですねー!

東京でワークショップとか開催されていたら、ぜひ参加したいです。


ブ/ル/ボ/ン



この前、作業中は何か食べてないと落ち着かない私はこのお菓子シリーズが私の中で再熱したので、夜中の3時ごろに食べたくなってコンビニで詰合わせを買いに最寄りのコンビニまで走りました。

この詰合わせを買うのは初めてで、ブルボンのラインナップ最強だなー、食べたことないシリーズも入っててたけし軍団並みのラインナップだなーって、早く食べたいなーって、上段と下段で量も入ってるからワクワクしながら開けたんですけど


上段少なっ!!

美味しいんですけど、満足なんですけど、私はこのパッケージに騙された嘆きを、逆にパッケージって凄いなって思ったのでブログにします。

このパッケージ絶体に見た目だけだと上段も下段と同じ容量、種類のお菓子が入ってるなって思いますよね。思い込みなんですけどね... でもこれはいやらしい話、狙ってきていますよね。
最初にお菓子の写真を見て、中に入ってるお菓子に目が移ります。
私の場合、前から買う機会があったら買おうくらいだったので、まじまじとパッケージを見たりする事はなくすぐカゴに入れてしまいました。

そういえば、最近では小エビのパッケージと内容量が詐欺だと話題になりましたね。こういう事例の他に何か無いかな、と調べたら色々出てきて面白かったです。
例えば、何気なく購入したペプシのペットボトルのやつとか、よく見てみると内容量は490mlで、500mlって勝手に思い込んじゃってる場合もありますよね

お菓子を買って家に帰って、開けると同時に悲しい雰囲気と少量のお菓子が待っている、こういう経験は何度か経験しています、エンゼルパイとか底上げ凄いな〜と感心した事もあります。お刺身だって、扇型に並べてますけど結構量ありげに見えて実は少なく、値段とマッチしないなと一人暮らしを始めて気づきました。

パッケージにもトリックがある...今度からちゃんと見て買わないとなと思いました。
私はホワイトロリータが一番好きです。


2016/08/17

ロココと女性

バロックとロココの違いが、頭の中でいまいちハッキリしていないので勉強しました。

バロック |  時代:17世紀
        特徴:豪壮で男性的、光と影、ダイナミック
        活躍した人物:カラヴァッジョ(画家)ベルニーニ(建築)

ロココ  |  時代:18世紀
        特徴:優雅で女性的、曲線的、パステルカラー
        活躍した人物:ポンパドゥール(寵姫)マリーアントワネット(王妃)


 上でバロックとロココを比べてみましたが、バロックとロココの決定的な違いは、指導者が男性と女性という部分です。
 ロココの指導者で一番に名が挙がるのは、ポンパドゥール夫人というルイ15世の公式の寵姫です。これまで様式の歴史において、女性が指導者になる事はありませんでした。



ポンパドゥール夫人の肖像画です。
注目すべき点は夫人の着ているドレスはロココの特徴が活かされた柄です。そして、夫人は建築士をパトロンとし、自室もロココ風のこじんまりとした空間を作らせました。

つまり、ロココは女性が生み出した初のスタイルです。

パリが何故、オシャレかというとこの時代から土台が作られて来ていたんですね。
女性的なファッション文化が世界を支配し、ロココはその起源となりました。

ロココは水中の中で揺らぐ藻のような、優美な曲線、鏡、水、花などを好みます。ロココの末期にはマリー・アントワネットがローズ・ベルタンという第三身分出身のデザイナーと、時代のファッションを先導します。

カーテンの柄、服の柄、お店の壁紙や家具も、可愛いなと思ったらほぼロココ風だと思って良いかもしれないです。ロココ万歳!


2016/08/15

フィリップワイズベッカー



今、JRの「SLOW TRAIN, SLOW LIFE 行くぜ東北」の東北ローカル線のPRのフライヤーに描かれている、味のある線と不思議なパースがチャーミングなこのイラスト、フィリップワイズベッカーというパリを拠点とするアーティストさんで、日本でも数々の賞を受賞をしています。

フィリップさんを知ったのはこのフライヤーですが、資生堂のHPなどを見ていると、フィリップさんの描いた香水やコスメのイラストや、虎屋の紙包みのイラストなども手がけていました。



かっ、かわいすぎる、バンザイ...
日常の物も、美にしてしまうんですね...

JRさん、このSLOW TRAIN, SLOW LIFEキャンペーンのイラストまだ3種あるんで、こっちもフライヤーにしてほしいです、本当
そして昨日までユトレヒトでワイズベッカー展やってたそうです。(過去形)
資生堂企業資料館行ってみたいな〜、資生堂アートハウスは外観もとっても可愛らしいです。お金が貯まったら行きたいです。

「あ!この人知ってる」「この人の作品前も見た事あるな〜」ってハッとする瞬間が好きです。もっともっと好きなアーティストさんを増やしたいな〜〜!!








2016/08/12

テロップを読みやすく

テレビを見てて、テロップを読んでいたらすごく読みやすいな〜と思ってブログにしました。
このブログにはカーニング機能が無いのですが、テレビのテロップはカーニングをして、視聴者を意識してく、スラスラ読めるように工夫していますし、背景と同化して読みづらくならないよう、文字を他の色で囲って、視認しやすいよう境界線もつけています。




ザリガニのニット着こなせる人いない

そのままだと読もうと思えば読めますが、数秒で変わってしまうこのテロップを脳の中で再生しながら読むのは難しいですし、目が疲れてしまってテレビに集中できなくなります。ですが、

ザリガニのニット 着こなせる人 いない

でもこうやって文字の間にスペースを入れればとっても読みやすくなりました。



スタッフ考えて欲しかった
     ↓
スタッフ考えて 欲しかった

この場合は白文字に黒い境界線、セリフにマッチするように、黒い光で包まれているので雰囲気も崩れていません。



黒髪も似合う
  ↓
黒髪も 似合う


フォント、サイズ、太さ、色、背景、レイアウト、カーニング、改行、表示時間... 思いついたものだけですが、これだけありますし、テレビは静止画ではないのでもっと大変ですね。
小説も雑誌も文章も、デザイナーさんが読みやすいように工夫をしています。文字とレイアウトの世界は面白いですね!








2016/08/11

ディズニーとDIC



ディズニーで買ったキーホルダーに、こんなものが付いてきました...!




中身はジェラトーニとダッフィーというキャラクターが一緒にお絵描きをするという物語が連なっています。2ページ目にはメッセージもかけるようになっています。

前回、ディズニーの掃除のサービスについて記事を書いたのですが、ここにもサービスがついていました。ディズニーは魔法の国ですね〜

紙の質感とか印刷で遊んでいて、とっても可愛いです。
でも、素材の名前も加工印刷の種類の名前や、どうやってこういった味の印刷が出せるのかもさっぱりです。早く勉強したいです....

今日、先生と少しだけDICというカラーチャートのお話をしたのですが、それがとっても面白かったです。
印刷の現場に色指定を伝えるために使うらしく、切符のように8枚ほど連なって出来ていてます。グラフィックはもちろん、プロダクトやファッション、インテリアでも使われているそうで、印刷会社さんは、お互いこの色に関して知識がないと意思疎通ができないそうです。
でも、最近はこのDICカラーチャートを使う人は少なくなっているそうです。先生は、私たちのような学生が、今からこのチャートを使って仕事に繋がってほしいと言っていました。ぼーっとする時でもいいから、教科書のカラーチャートを眺めていてほしいな〜とも言っていたので、少し恥ずかしいですけど通学の時間でも眺めてみようかと思います。

先生方はどういう目線で、どういう思想で広告を眺めているんだろうって最近思います。
紙の素材や加工印刷のノウハウが分かったら、見るもの触るものの広告が輝いて見えるんでしょうね。もっと勉強しなきゃと思った1日でした!





2016/08/08

98%

何の数字かというと、ディズニーのリピートの数です。

先週、鎌田洋さんのセミナーに参加しました。旅行で訪れた海外のディズニーランドに感動し、日本にもディズニーランドができるという事で一般の会社を辞めディズニーに就職したのですが、配属部門がパーク内の夜間清掃...という所からお話は始まります。

鎌田さんのお話を聞いて驚いた事は、ディズニーの企業理念が清掃の従業員まで浸透していて、教育プログラムまであるという所です。

ディズニーが最も信頼した清掃員、チャック・ボヤージンは鎌田さんに言いました。
「床に落ちたポップコーンを、君は食べれるかい?」
「この床を、赤ちゃんにハイハイさせられるかい?」
鎌田さんはチャック氏に出会ってから、ゲストのいない時間に、やがて訪れるゲストの笑顔のために、自分の仕事に誇りを持つようになりました。

午後からパークに行ったのですが、下を見ても全くゴミがありませんでした。
(ディズニーのパーク内は夜間に大きなブラシで道を一気に洗うので、開園してすぐの時が一番綺麗だそうです)
一緒にセミナーを聞いていた子も、「蟻もいなさそう...」と驚いていました。トイレに行った時も、清掃が行き届いていて、サービスを超えてるなと思いました。
商品の陳列や建築などにも工夫がされていて、見ているだけでも本当に楽しかったです。

掃除をする=夢を与えて笑顔にする これくらいのレベルの仕事への理念などを持って働きたいと思いました。


2016/08/06

夏期エクステンション





夏期エクステンション講座で、デッザンをしてきました。短期集中講座とか憧れてたの
で、夏休みに入るまえから楽しみでした〜

デッサンが初めてで、基礎講座をとればよかったと後悔したのですが...泣 講師の佐藤先生に優しく指導してもらいました。グラ科は二人だけだったので心細かったです。一日目はやっぱりグラフィックに画力は必要無いのかな〜と思いながらボソボソと書いていたのですが、先生のアドバイスやアート科の先輩の話を聞いていたら、四日目にはそんな事ねえ!とゴリゴリ書いていました!

三時間授業を七回実施したので、四日間で二十一時間。これほど短期間でずっと同じ絵と向き合ったのは初めてで、とても愛情のいく作品ができました。

あと、デジタルはアナログには勝てないと分かりました。
デジタルはプリンターやパソコンが頑張ってくれます。でも、「じゃあアナログで描いて」と言われると、鉛筆と紙に慣れていないから描けません。
私は久々に紙に描いたので、一日目は全く筆が乗らずイライラしました。
これから、デジタルの時代が一気に来るんだろうな〜と思うと怖いです、アナログの練習も怠らないようにしなきゃと思いました...

佐藤先生が私のデッサンを見て、普段どんな絵を描いて、画材を使っているのかを一発で当てあられてびっくりしました... やっぱり佐藤先生はすごい...TOT

来年の夏も参加したいです!

2016/08/04

黒板描きアーティスト、チョークボーイさん



ゆっ........   ゆる!!!

チョークボーイさんというpnで活動されているアーティストさん。写真は地元で見つけたリーフレットです。
ゆるくて好きです。

チョークボーイさんのhp
http://www.chalkboy.me

チョークボーイさんは、黒板描きアーティストさんで、メニューを黒板に描いていたらあちこちから頼まれるようになり、本業になったそうです。
どうやったらこんなにナイスな雰囲気の作品を作れるようになるのでしょう...。

チョークボーイさんの取材記事を読んでいて、気になった所がありました。それは作品の中で描かれるフォント。


「僕はワークショップをやっていて、これまで描いてきた中で気付いたコツなどを教えています。でも3分の2は文字のことについてです。

フォントって、集中して練習すれば、一気に上手くなるんですよ。例えば、筆記体で「s」や「r」など、クルクルしてるフォントを意識して練習すれば、いい雰囲気になります。

フォントは世の中にお手本がたくさんあって、見ながら練習をするのが一番大切です。自分で一から考えるより、見ながら描くのが一番なんです。

フォントは専門のデザイナーの人たちがたくさん研究してきた歴史があるから、
実際にあるものから勉強したほうが早いんですよ。
真似して描いてると、ストックが貯まって、自分の引き出しになっていく。

だからぼくは日々、真似して練習してたりします。」



文字が書けないと、全体が上手くまとまらない。...た、確かに

とってもゆるい絵でも、かっこいい文字がバシッと決まると、抜け感のあるイラストと組み合わさって、いい雰囲気の作品が出来上がります。

私も今日から、いいなと思った文字や絵の練習をしたいと思います。せっかく良いいラストが書けても、文字が決まらないとカッコ良くないですもんね。

研究!勉強!頑張ります!




2016/08/02

ポカリスウェットのCM

今放送されているポカリスウェットのCM、暑い中、部活で汗を流す学生たちが水分補給として、商品のポカリスウェットを飲んでいます。

前回の記事では、金麦のCMについて書きました。金麦のCMは「仕事帰りのリーマンが家で飲みたくなるようなCM」だそうで、このポカリスウェットのCMは「熱中症対策の水分補給のCM」ですかね(固い)
ポカリスウェットはスポーツで汗を流す人たちのための飲料水といったイメージがあります。

前からポカリスウェットのCMは、高校生たちが主人公で制作されてました。今放送されているCM、高校生たちが眩しいです!部活も青春ですよね・・・!今は甲子園の季節なので、熱中症対策に飲んで欲しいです。

私の好きな OK go が、人間が団体行動で円などを作って、それを上空から撮影するという好きなシーンがあるのですが、それをこのポカリスウェットのCMも取り入れていたので、テンション上がりました。

CMって、凄いですよね。
15秒や30秒で、感動や衝撃や、楽しさを与えてくれます。
いい作品を見てクラッと来たら、それは自分の概念が壊された時だと教わりました。
SONYのCMを見た時は、美しすぎて号泣した覚えがあります。
まだまだ素敵なCM掘り下げて行きたいですね!


2016/07/29

「夏だから私、


カモメになる

蝉になる


貴方に見つめられて私

風になる

花になる」

http://www.suntory.co.jp/beer/kinmugi/ad/cm/a/2016/index.html

最近、この金麦のCMが大好きです。全国のサラリーマンさんたちはメロメロなのでは?「家で帰りを待つ、理想の妻」というビールを旨く飲ませつ為のオプションとの事。ちゃんと設定されて作品(CM)を作ると、本当に良いものができるのだと思います。
前に、カイシトモヤさんの講演会では、カイシさんはプロットを上手に書けない時は小説を書いていました。
前から「なんとなく」はダメだと決めてきたので、このブログを書くことにしました。

私、金麦のCMあんまり好きでは無かったんですよね、檀れいが不倫相手のように見えてました。他の人も「母親の女の部分を見ているようで嫌だ」という書き込みも見つけました。でも世のお父さんたちは、ああいった役の女の人が良いんでしょうか。実際、このCMは「仕事帰りのリーマンが家で飲みたくなるようなCM」を目指したそうです。
ターゲットが仕事帰りのリーマンなら、別に私たち女性や学生の視点から見て「うわ」と思うのは何ら不思議なことではないのでは?

実際、私がリーマンで会社帰りの電車の中で、この広告を見たら金麦の飲みたい、お家帰りたい、と思うと思いますよ!!

ターゲットは広い方が良いのでしょうか。狭い方が良いのでしょうか
でも「誰」を対象にビジネスをするかで営業はやりやすくなるんじゃないのかなーって思いました。🍺

2016/07/26

まっちろ



真っ白な キャンバス

まっしろな キャンバス

まっちろな キャンバス


 何か面白い!!何が面白いかは、自分でも良くわかりません!!おい!笑

 けど、文字と文字に色をつけただけで、視覚的に与える効果が一気に上がったのが面白いです。キャンバスは白文字ではないですけど、文字に真っ白という情報が入っているので、キャンバスは白というイメージができます。



 他の人は、この「  真っ白な キャンバス  」を見て、何を思い浮かべるんでしょう。

 やっぱり、無地の何もないキャンバスですかね、それともスケッチブック?
 もらったばっかの無地のタオル?Tシャツですかね、何か書きたくてウズウズしますね
 それとも、まだ誰も歩いていない新雪の道ですかね、歩きたいですね!

 何だか私、この「真っ白な キャンバス」という文字たちにも色を付けてあげたくなりました。

 視覚と文字の勉強もしたくなりました。


ふ  
    てふ  
       














キャンバス

 
 お気に入りの白いブリーフケースが真っ白で、うずうずしたので描きました!真っ白だとなんでもキャンバスに見えてしまう...!






↓元はこんな感じで、開けると花柄が見えます。


 確か、まっちろが可愛いって事で買ったのにな!でもパカッと開いてこの草花見えたら可愛いですよね、白で良かった笑!思った以上に筆とバックが相性良くて笑いました。
 前に「自分の絵で満足なの?」と聞かれたことあります。満足なわけありませんけど納得はしてます。産地産消しかできないから描きました泣

 こういう絵はパターンという名称で良いのでしょうか。実際、スケブやイラレで描いて素材として保存しておけば、オリジナルの作品なのでいろんな所でパターン背景だったり、服や何かの柄として使えます。
 昔、お借りした素材のクオリティが凄すぎて、素材だけ浮いた作品ができた事があるので、自分の絵柄や個性に合った物を作るのは、絶対に役立つと思います。(経験者は語る)
 葛飾北斎も、自分の絵をパターンとして幾つも保存し、様々な作品で使っています。

 今からやっておけば、後々困りそうにないのでやっておきたいです〜




2016/07/24

美の巨人たち

 4月の合宿の際、月岡先生から「美の巨人とか、ガイヤの夜明けとか情熱大陸とか見るといいよ〜」とおっしゃっていたので毎週録画で見てるんですが、今日の美の巨人たちがルノワールの特集だったので同じような内容になってしまう所もありますが、もう一度、新しい事も学んだのでルノワールのことについて書きたいと思います。

 現在、新国立美術館で開催されているルノワール展の注目作品は、日本初公開のムーランギャラッドの舞踏会なのですが、ですが!!
 ルノワールのダンス作、田舎と都会のダンスも良いんです!そして今日の放送で知ったのが、このダンス作はもう一枚の絵、3枚揃って、「ルノワールのダンス三部作」と言われている事です。





右から
「ブージヴァルのダンス」
「田舎のダンス」
「都会のダンス」

 私が知らなかった、ブージヴァルのダンスという作品。なんと名古屋の美術館で展示されています。日本に三部作がいるんです!!!やばくないですか!!!みんな日本にいるんです!!行きたいみたい!!
 あと、この三部作の男性は全て同じモデルさんだったそうです。そして、田舎のダンスのふくよかな女性はのちのルノワールの奥さんになる方だそう...ルノワールの作品にも、この奥さんの絵は他にもあります。
 
 今更ですけど、ピエール・オーギュスト・ルノワールのオーギュストって、ルイ16世のルイ・オーギュストから来てるんですかね!(マリーアントワネットとかハプスブルク家の歴史大好き)パリですし、こういう所で別の知識?が入って来るのは楽しいですね!

2016/07/12

シンプルって何だろう

シンプルってなんだろうって最近考えてます。「うーん...手抜きにしか」というのと「何だこれ才能の塊かよ」っていう差くらいの”シンプルな作品”をよく見ます。

ウィキさんは、
シンプル = 簡単、簡素な、単純 

と言ってます。これ、シンプルを抽象的に言ってデザインに盛り込んでいくと超ださい作品しか作れないですよね。
でも、簡単、簡素な、単純なのに評価されてる作品て世の中に沢山あるなって、そしてそれをデザインとして「シンプル」と言ってるな〜、あれ、シンプルでいい作品って結局は何なんだろう。
私はそこにデザインの原則が組み込まれてくると思います。

デザインの原則  近接、反復、整列、コントラスト

シンプルプラスαデザインの原則、これが全て盛り込まれた作品が、シンプルと言っていいと思っています。


ギリシアの模様なんてすごくシンプルなのに見てて飽きないですよね。それは、簡単、簡素な、単純、近接、反復、整列、コントラストがコンプリートされてるからだと思います。

あと、視線誘導
よい作品程、視線誘導が上手いと習いました。言われてみれば葛飾北斎の神奈川沖浪裏とか、北斎の意のままに目が誘導されてる錯覚があります。
タイポで作成した渦巻きや黄金比も、視線誘導に関係してきます。

私はシンプルに画力は必要ないと思います。きちんと原則を守って視線誘導できる作品なら、誰も何も言いませんし、アートになると思います。
何となくこの色にして、何となくこのレイアウトにして、何となく余白を作って、この作品はどんなイメージなの?と聞かれて「シンプルです!」なんて言ってはダメですね、、、(ー ー;)!

私ももっと良い作品を見なければと思いました。