この前テレビでコクリコ坂をやっていて、主人公たちが学園新聞を作るために使っていた謄写版が気になりました。
謄写版はwikiさんによると
19世紀末,アメリカのエジソンが蠟を塗った紙に電気で振動するペンで細かい穴をあけ,版とする方法を考案したのが最初といわれる。 日本では,1894年堀井新治郎が蠟引きした原紙をやすり上におき,鉄筆で書いて製版する方法を発明,謄写版と名づけ,以後大衆的謄写印刷はいろいろな工夫が加えられ広く利用されるようになった。
とあります。
活版印刷に少し似ているのかな、と思ったらそうではなく、専用の用紙に器具で傷を付け、(この傷が文字や絵になり)その傷から塗料が染みて、プリントに印刷できる...というわけなのですが、文字で書いても分かりにくいですね。
私の高校の美術の先生に、もし学校に残っているなら使わせて欲しいと連絡を取ってみると、「あれは私が高校生の頃のやつだから残ってないわよ笑!」と言われました。
でもやってみたくてヤフオクにないかな...と探してみると、一式揃ったやつはなかなか
ないのですが、¥4000くらいで売られていました。
謄写版で印刷は手作業なのでとても雰囲気のある物ができます。線の太さは器具を変えたり、所々でインクが掠れていたり滲んでいたり...
失敗が許されない分、現代的では無い所に私は惹かれます。主人公たちが用紙を削る作業を「ガリを削る」と言っていました。かっこいいですねー!
東京でワークショップとか開催されていたら、ぜひ参加したいです。
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