このブログにはカーニング機能が無いのですが、テレビのテロップはカーニングをして、視聴者を意識してく、スラスラ読めるように工夫していますし、背景と同化して読みづらくならないよう、文字を他の色で囲って、視認しやすいよう境界線もつけています。
ザリガニのニット着こなせる人いない
そのままだと読もうと思えば読めますが、数秒で変わってしまうこのテロップを脳の中で再生しながら読むのは難しいですし、目が疲れてしまってテレビに集中できなくなります。ですが、
ザリガニのニット 着こなせる人 いない
でもこうやって文字の間にスペースを入れればとっても読みやすくなりました。
スタッフ考えて欲しかった
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スタッフ考えて 欲しかった
この場合は白文字に黒い境界線、セリフにマッチするように、黒い光で包まれているので雰囲気も崩れていません。
黒髪も似合う
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黒髪も 似合う
フォント、サイズ、太さ、色、背景、レイアウト、カーニング、改行、表示時間... 思いついたものだけですが、これだけありますし、テレビは静止画ではないのでもっと大変ですね。
小説も雑誌も文章も、デザイナーさんが読みやすいように工夫をしています。文字とレイアウトの世界は面白いですね!
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