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2016/05/29

カラヴァッジョ展に行ってきました


 クラスメイトのアンドロと国立西洋美術館で開催されているカラヴァッジョ展に行ってきました。
 風俗、五感、光、斬首のテーマごとに展示されており、彼の後継者の作品とともに展示されてます。カラヴァッジョは光の使い方、明暗の対比が特徴的な画家です。
 カラヴァッジョの作品は、今にも瞬きをしそうな目、揺れそうなピアス、息を吹きかければ消えてしまいそうな蝋燭の火、採ったばかりの様な果実、身近な静物や物体を本物そっくりに描きます。
 
 上の画像の果物籠を持つ少年の絵は、写実的に描かれた葡萄にスズメが勘違いして、絵をついばんだそうです。ですが、人間(少年)に驚いてスズメは葡萄を啄ばまない筈だ。という逸話があります。

 美術史の授業で、作品のレイヤーを理解しなければいけないと教わりました。木本先生の仰った”レイヤー”とは、「時代」「出来事」「作者の人生」「作者の思い」その作品の積み重なった歴史を汲み取ることが大切なんだと、私は解釈しています。

 先ほどの逸話のように、作者の生きた、その作品を描いた年代の出来事などを重ね、作品の解説をキチンと読みながらじっくりと作品を見ました。
 そして、他の作者の作品や常設展の作品の年代を、大まかに100年ごとに区切って見てみると、描写の仕方が全く違うことに気づきました。

 カラヴァッジョは斬首刑で、38歳の若さで沢山の作品と言葉を残し、死んでしまいます。
 西洋美術最大の改革をし、フェルメールなどの巨匠は彼がいなければ生まれていなかったという彼は、何故、写実主義や自然主義を確立できたのか。何故、38歳で死んでしまったのか。何故、別格扱いをされる天才が、死刑宣告を受ける様な罪を犯したのか。
 まだまだ分からないレイヤーがたくさんあります。彼の作品と彼自身をもっと好きになれる様、調べてみようと思います。




2016/05/27

ルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9」




http://manga-9art

 六本木・森アーツセンターギャラリーで、ルーヴル美術館特別展「ルーヴル No.9 ~漫画、9番目の芸術~」が2016年7月22日(金)から9月25日(日)まで開催されます。
 美術殿堂の最高峰のルーヴルが、漫画という世界の新しい扉を開きました。私は坂本眞一という漫画家が大好きです。彼の漫画は一コマ一コマが芸術品のようで、今現在、彼が連載している漫画「イノサン」はパリが舞台です。主題歌も、米津玄師さんという、自分自身で絵、pv、歌、曲を作るアーティストさんが参加され、私得満載で開催が待ち遠しいです。
 以前月岡先生が卒業生の作品で、留学生の女の子が日本での出来事を漫画にした書籍を紹介してくれた事があります。異国から来た留学生の子が、日本の漫画に影響されて自身も漫画を描いて連載している、本当に日本って凄いな、漫画って凄いんだな、と思いました。私自身、漫画家を目指していたので、とても興味があります。
 日本=オタクのイメージがついてしまいがちですが、漫画=芸術という捉え方を世界からされたことが、私はすごく嬉しかったです。
 日本の「漫画」が世界に通じる、本当に楽しみです!




2016/05/23

Googleとyahoo!を比べる


 Google、yahoo!Japan、appleのいずれかを選び、HPの改善点や他とは違う点を見つけるという内容をICの授業でやったので、私はGoogleとyahoo!Japanを比べてみることにしました。

 ICの授業でyahooと答えたので、ここではGoogleにします。

 yahoo!Japanと比べて、使いやすいです。
 yahoo!Japanは様々な情報がトップページに混在していて、使ってないのに使いづらいという印象を与えてしまいがちだと思います。ですが、その情報が混在しているhpをあえて見せる事で、「このyahoo!Japanは、様々な情報がてんこ盛り」という印象を与える役割もあるんだと思います。
 私はこの「様々な情報がてんこ盛り」という狙いが、安っぽく事務的な感じ=いいイメージがない。という結論になりました。逆にGoogleのHPは、十分に広い余白の真ん中に羂索欄があり、「どうぞ、貴方が検索したい情報を入れてください」と言ってるようで、ックールで使いやすい印象が持てました。


 二つ目はサービスの重要性です。
 yahoo!Japanにもヤフオクやフリーメールなどのサービスはありますが、Googleには位置情報サービスやグーグルアース、ストリートビューなど今は当たり前になり、無くてはならないコンテンツサービスがあります。
 私はまだ越してきて地理が分からないため、よく迷子になります。そんな時は必ずと言っていいほど、Googleのマップを頼っています。


 以上が私はGoogleと答える理由です。





 

2016/05/20

Graft

 誤って食べてしまいそうになるナイフやスプーンを上海・北京・ニューヨークを拠点に活動するデザインスタジオがあります。

 


 セロリやネギなどが、食器としてとてもリアルに作られています。

 色合いや野菜の足りていない食卓に置くだけでも、見栄えが良くなります。
 
 もしこれが、ただの食器だったり、ドライバーやニッパーなどの工具や、ハサミやシャーペンなどの筆記用具のデザインだったら、この食器を使ってご飯を食べたいなとは思えません。だからこの場合は野菜のデザインが一番だったと思いました。
 
 友人やお客さんを家に呼んだ時も、「なにこれ、面白い!」と話が盛り上がって、食事も美味しく、楽しくなると思います。

 

2016/05/16

第9回東京蚤の市

 14、15日に開催された蚤の市に行ってきました。
 上京したら絶対に行きたいと思っていた催し物だったので、去年からとても楽しみにしていました。
 京王閣競駐場で入場料500円。アンティーク品や古着などが売られています。今回は北欧というテーマも入れてグッズやアイテムなど沢山の出展者さんたちが盛り上げてくれてました。





 資料用にまだまだ沢山写真を撮りました(許可が要ります)
 
 アンティークは本当に愛おしいです。蚤の市の魅力は、日本では売られていない異国のアイテムが、巡り巡って自分の手元にやってくる事だと思っています。

 アンティーク可愛いけど、値段は可愛くない...値段を見てそっと戻す...
 蝶の標本も欲しかったけど、自分で作った方が安く済みそうだったので断念。



 戦利品

 
 薬紙に包まれた蝶の標本。¥400×2(ちゃんとした標本は¥6000)


 知らない太ったおじさん¥600


 偉人達¥1200

 蚤の市に行って改めて気づいたのはやっぱり自分は、古いもの、ちまちましたもの、細かい細工が施された品、など、書きがいのあるものが好きなんだと気付きました。

 色んなアイデアとトキメキをもらって帰ってきました。次もまた行きたいです😳





2016/05/14

KFC

 

 他の教科の課題の資料として見つけたこのポスター

 ”肌色”、”ネイル” で検索したらKFCが出てきたどういう事なの...と思って調べたら香港限定で、KFCがフライドチキンの味がするマニキュア液を発売したそうです。
 ただのマニキュアじゃなくて、フライドチキンの味のするマニキュアだそうです。意味は分かるんですが理解ができなくて、資料ポスター見てただけなのにサイトまで見てしまいました。

 よく見るとチキン色!衣とお肉の感じが表現されてて面白いっ笑!モデルさんも美味しそうに指舐めしてます。
 
 シャネルのマニキュア広告のような広告なのにKFC??大手ファストフードの??どういう事だろう→検索させる という作戦なんだと私は思います。私はまんまとかかりました。
 KFCはどこに向かっているんだろう....

 本当はこういうポスター考察無しで楽しみたいんです笑 でも、広告専攻なので大切な事ですね。もっとアンテナ広く持って、色んなものを見たいと思います。



2016/05/12

日本の映画ポスターはダサい




 私は外国の映画ポスターが好きなのですが、日本のは苦手というより嫌いです。その作品自体のセンスや世界観、ニュアンスも違って見えてきてしまいます。せっかく良い作品なのに、日本版ポスターで台無し...この作品を見ようかどうか迷ってしまう...という事が私自身よくあります。
 TSUTAYAで「ドビュッシー」「縞模様のパジャマの少年」「ミツバチのささやき」など、吹き替え版のないオリジナルパッケージのクールさに私は度肝を抜かれた事があります。
 「え!?どうしてこっちのデザイン使わなかったの?!どうした日本!!;;」

 もちろん、日本のポスターデザイナーさん達が頑張って作ってくれているのは大前提です、でもどうして日本版ポスターのデザインはこんなにもダサくなってしまうのか私なりに考えてみました。


海外版ポスター

英語読めない!笑 ハートフルかな、ハートフルってどういう意味だっけ...
山岳写真家のお話かな
雪山...で、遭難?だから皆で小屋で救助待つのかな?
あ、でも血も付いてるし、殺人事件の謎解きのお話かな?救助待ってる間に事件が起きるのかな〜.... 
HATEFUL8って事はシリーズで8作目って事?

日本版ポスター

宣伝が多いですね!!笑 でも人気なのは分かった!
あとヘイトフルですね!笑 ヘイトフル・エイトの8は8人という意味が、下の曲者8人で分かりました。
曲者だらけでサバイバル雪山か〜過酷ですね〜あ、猟銃もってるけどモブっぽいから一番先に死んで真ん中の人が最強そうだな〜
タランティーノ監督の作品はコメディ&サバイバルが多いからこの作品もそんな感じかな。よく見ると海外版ポスターにもタランティーノって書いてある...


 ...私達日本人ってもしかして、映画の内容がわからないと見ないんじゃ!?

 カッコよさもプライドも捨てて、分かりやすさ重視でお客さんを呼んでいるんじゃないでしょうか。
 スーパーなどで、お肉に2割引と赤文字で貼られてたらそりゃ目がいきます。それと同じだ...

 これは宣伝、販売のテクニック!

 


2016/05/09

ryan mcdinley



 東京オペラシティで、7月まで展開されるライアン・マッギンレーの個展に行こうと思うので、予習をしておこうと思い今日のブログの主題にしました。


↓東京オペラシティのアートギャラリーHPです。
http://www.operacity.jp/ag/exh/lineup_exhibitions/2016_index.php


 私がライアン・マッギンレーを知ったきっかけは、好きな漫画家さんがこの個展に行っていたのがきっかけです。アメリカで活動するこの写真家は38歳。日本での初個展だそうです。
 
 私が好きな写真がこちら。


 彼が撮る被写体はヌードが多いです。ヌードなのに自然と組み合わせた作品が多く、ヌードが美しいと思う作品に初めて出会えました。(私の中のヌード=部屋の中=モノクロ=暗い感じ=何だか不安になるな〜)

 彼は写真家学生ではなかったのですが、様々な活動を経て、史上最年少でホイットニー美術館で個展を開くことができたそうです。

 彼の撮る写真の”自然”と”モデル”のプラトニックな感じが好きです。
 彼は写真を撮る前にモデルの方、スタッフの方と沢山コミュニケーションをとられるそうです。写真の多くは”モデル”と”自然”を組み合わせた作品が多く、何故、ヌードなのにこんなに無邪気な写真が撮れるんだろう...と不思議だったのが解決しました。

 早く行ってみたいです😊!!



2016/05/06

マリー・アントワネット


 いきなりですが私はフランス王妃マリー・アントワネットが大好きです。
 彼女の人生を知るうちに、リボンとフリルに囲まれ、愛らしく育つのは"女の子"の定めという概念が私の中にできた気がします。


 彼女の人生に初めて触れた映画です。TSUTAYAでパケ借りした記憶があります。2006年に公開されて10年前の作品。14歳の少女がたった一人で、異国の地へ。
 私は映画は借りると見るのですが買うと見ない性格なのでDVDやCDの購入は避けてきたのですが、これだけは速攻Amazonでポチりました(・・;)

 マリー・アントワネット生誕250年記念の映画だった気がします。
 実際にヴェルサイユ宮殿の中で撮影されていて、豪華なドレスや色とりどりのお菓子など見ていて本当に楽しい映画でした。色がッ家具がッ可愛い!めちゃくちゃ綺麗!パリはセンスの塊です...いつか一人旅で訪れたい.......😾!
 マリー直属のデザイナー、ローズベルタンのデザインも好きです。今のオートクチュールの基礎を作った人物です。
 創作などを描くときは、この映画の色彩などを参考に描いていた時期もありました。

 それからというもの、マリーに関連する映画や書物をたくさん見てきました。ベルサイユの薔薇、著者、安達正勝「死刑執行人サンソン」漫画、坂本眞一「イノサン」などなど...
彼女の血縁者や寵臣などのお話もとても面白いです。

 

 軽井沢へ行ったときに購入したのがこの本。私はアールヌボー(アール・ヌーヴォー)が大好き!描くのも見るのも楽しいです。装丁に一目惚れして値段も見ずにそのままレジへ😄

 ミュシャのことを好きになったのもマリーが影響していた、と私は思います。
 ミュシャ、マリー・アントワネットの二人に触れて、私の絵柄もガラッと変わりました。これからも一生、尊敬していきます。

 ビバ、フランス!やっぱり旅行で行ってみたい!

🌹🌹🌹

2016/05/04

アルチンボルド


 アイデアワークで「自分の似顔絵」を描く課題が出された時、私は真っ先にアルチンボルドという画家が思い浮かびました。
 ジュゼッペ・アルチンボルドはミラノの画家です。草花や野菜などを寄せ集めて構成した肖像画が有名です。


 「春」という作品です。現在はルーヴル美術館に寄贈されています。
 頬は朱色の薔薇に、眉毛は青い麦でしょうか...... 😾草花で構成することで、若々しく春らしいイメージができます。
 私はアルチンボルド の作品の中で春が一番好きです。私はアールヌボーを除いて、草花を描くのが好きなので、全て草花で構成されたこの肖像画は強烈でした。
 春は「四季」の連作なので、夏も秋も冬も季節にあった情緒を彼の世界観で表現していて、とても好きです。


 作品名は忘れてしまったのですが、この作品もアルチンボルドの様で目を引きます。


2016/05/02

Jose Manuel Ballester



 この作品は、「受胎告知」というレオナルド・ダ・ヴィンチとアンドレアが共同で描いた作品です。
 アンドレアはダヴィンチの師匠で、弟子のダヴィンチの描いた豪壮な人物に圧倒され、生涯絵が描けなくなってしまったというエピソードが好きなのですが...(これはこれで別の話)



 最近、Jose Manuel Ballesterというアーティストの作品が好きです。
 上の画像、面白いですよね。
 Jose Manuel Ballesterの作品は、名画の中から人が消え、いるはずの者がいない事で帰って強調され原画に更なる深みを与えています。
 初めてこの人の作品を見たとき「不気味!!!!」と思いました。
 私は、言葉も説明もなく、作品を見てくれる側に「気持ち悪い」「怖い」「美しい」という印象を一発で与えられるものを作りたいと思っています。だから、この人の作品は私の心を鷲掴みにしました。
 その後、色々調べてみたら「最後の晩餐」「ゲルニカ」なども書いていて面白かったです!


 3月に両国のダヴィンチ展に行ってきました。「糸巻きの聖母」美しかったです...!他にもお弟子さんの作品もたくさんありました。
 画集高いよ〜〜重いよ〜〜英語読めいないよ〜〜😭



2016/05/01

名刺2


前回のブログの続きです〜🌿

軽井沢に行ってきました。地元の土地によく似ていて、心身ともにリラックスできて良い合宿になりました。

合宿中に自分の名刺を作るという事で、道中に資料用パンフレットをかき集めるはずが私はすっかり忘れていたのでとても焦りました。
前回のブログで「資料集め頑張ろう〜!」て言っていたのになあ!!!
普段から収集癖を身につけないといけないな〜と思い知らされた瞬間でした^^わぁ...;;;

 

今回作ったのはこれです。
ご飯を食べる部屋の入り口にあった、動物のパンフレットを拝借。みんな沢山パンフレットを集めていて、このパンフレットだけ異様に余ってたので「みんなが使わないやつを使いたいな」と思ったのでこれにしました。

トラウツボ柄可愛いですね!ホワイトタイガーと迷ったけど、こっちにして良かった〜!

先生の講評も他のグループの質問も自分のためになりました!


気球ver.

杉山愛さんの講演を聞いたホールで見つけました。

自分の名刺が欲しい!!使う場面なんてそうそうないでしょうけど!!

shamekhbluwiさんというファッションデザイナーさんの作品を参考にさせてもらったので、次はもっと自分らしい名刺を作りたいです。

shamekhbluwiさんの作品はすごく素敵なので、良かったら見てみてください〜!!