2016/07/05

カイシトモヤさんの講演会

先週、特別講演会で卒業生で現在アートディレクターをされているカイシトモヤさんのお話をお聞きする機会を一年生の私たちにも頂きました。募集は急でしたが、こんな機会は滅多に無いので参加しました。

カイシさんはroom-composite代表のアートディレクターさんで、各種デザインコンペで賞を受賞されている若手アートディレクターさんです。こんなに若くて凄い人が卒業生!?と思いました、、、でも校舎の掲示物に授業をされてる若い頃(?)のカイシさんが写っているのを発見してマジかー!となりました。

カイシさんのお話はとても楽しかったです。勉強になったり、気づかされた事が沢山ありましたが、全部ひっくるめて、本当に楽しかったです。

カイシさんはまず、自分が妄想好きという事を堂々と宣言しました。
この時、「自分も妄想好きな人手あげて!」と言って、何人かの生徒が手をあげましたが、私は恥ずかしがってその時、手を挙げれませんでした。(妄想大好きです)

「絵が下手だったり、ビジュアルで伝えれない時は文章にすると良いよ!」と言って、あるアーティストさんのCDジャケット誕生秘話を語ってくれました。それは、CDの雰囲気が出せないから、カイシさんは、そのアーティストさんの1日の小説を書いていました。
その時、「なるほど!!!」と声が出そうになりました。私は昔からよく漫画を描くのですが、まず初めにプロットを書きます。プロットと言っても私は他の人よりかなり詳しく書いてしまう癖があるのですが、そのプロットを書いている時点で、その作品のストーリーや雰囲気、ビジュアルやイメージカラー、登場人物の性格や癖など全て決まってきます。
カイシさんはそのアーティストさんの1日をかなり詳しく(本当に小説を読んでるようでした)書いて、訴えかけたそうです。
ビジュアルでも、絵でも相手に伝えれない時は文字を起こせばいいじゃない!私ならできる!だってそういうのやって来たし、得意だし!だって、妄想、大好きじゃん!と、ハッとしました。

さっき、「妄想好きな人、手挙げて」って言われた時、手を挙げなかった自分が急に小さく見えました。
私は、自分のせっかく作ったアイデアも恥ずかしがって相手に伝えれない時があります。笑われるかも、全否定されるかも、と不安になります。でもそれはしょうがない!動き出さないより、自分のアイデア出した方がよっぽどマシだ!とガツーンと来ました。


あと、加工印刷の勉強しなくちゃなと、、、
「グラフィックデザイナーは、紙の質感や効果を自由に扱える所が本当に面白いよね!」と仰っていました。まさにその通りだと思います。
自分の個性や世界観を表現するためには、素材の勉強もしなければと思いました。

本当にあっという間の二時間で、もっとお話を聞いていたかったです。こういった特別な機会をくれる先生方や、卒業生の方には感謝しかないです、、、
また、講演会あったら行きたいな〜!






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